原発の事故や他地域での地震、さらには計画停電などもあり
日本国内全体が張り詰めた空気を感じていると思います。
一方で、明るい映像も少しだけ目にするようになってきました。
例えば、ボランティア活動に励む中学生や高校生の姿、
小さなお子さんの笑顔、
被災地から甲子園に向かう選手達……。
被災した方達が少しでも早く元気になってくれることを願ってやみません。
震災がおきてから私に何ができるかを考え、
大変微力ではありますが、節電や義援金送付を行いました。
そしてもう一つお役に立てるとしたら、
管理栄養士として、どのような食事が非常時に役立つのか、
理由を添えてお伝えすることだと考えました。
未だに余震も続いていますし、各地で断水や計画停電もみられますので、
「非常時用の備え食=非常食」(ストックしておくと良いもの)ついて
いち管理栄養士の意見を述べてみたいと思います。
『非常時用の備え食=非常食(ストックしておくと良いもの)』
≪生きるために必須≫
1)水分の確保……水やお茶等の飲料(ペットボトル・缶)
※カラダの約60%は水分なので水やお茶、ジュース、
ロングライフ牛乳などの飲料を用意。
飲料のみならず食品にも水分は含まれています。
2)エネルギーの確保……缶詰、果物、ドライフルーツ、クラッカー、
エネルギーゼリー、菓子類など
※手を加えずにそのまま食べられ、
保存性のあるものを用意しておくと安心。
桃、パインなどの果物缶詰は糖質補給が可、
コンビーフ、スパムなどの肉缶、
ツナの油漬け、さんまの蒲焼き缶などの魚缶、
豆の缶詰などはたんぱく質が豊富。
缶切り不要のものが便利。
パンの缶詰やおでん缶詰なども◎。
3)体調低下防止……ビタミン剤、栄養ドリンク剤
※これは必須ではないが、今回の震災の場合でも
糖質中心で少量しか食べられない影響もあり
免疫力が低下して風邪やインフルエンザなどが
みられることから、
総合ビタミン剤などを用意しておくのも一案。
4)常備薬……いつも服用している薬は必須
5)その他……インスタント麺やレトルト食品(ミートソース、
カレー、中華丼の具など)も便利だが、
お湯や加熱器具が必要なものも多いので
購入時にしっかりチェック!
☆管理栄養士 こばたてるみ☆
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