箱根駅伝とスポーツ栄養の歴史

先日の土曜日（10/20）第89回 箱根駅伝予選会が開催されましたね。
出場枠を獲得した選手の皆さま、おめでとうございます！
惜しくも出場を逃してしまった選手の皆さまには、ぜひ来年がんばって欲しいと思います。

毎年、予選会はもちろんのこと、お正月に開催される箱根駅伝本大会は
非常に盛り上がりますよね。

私が箱根駅伝を真剣に応援するようになったのは、20年前。
というのも、当時では珍しかったスポーツ栄養サポートがきっかけです。今でこそトップアスリートにはスポーツ栄養士が食事アドバイスを行っている
というのが浸透していますが、当時は「稀」でした。
特に大学生アスリートを対象にした栄養サポートは非常に少なかったです。
写真は20年前の「箱根駅伝ガイド」。これを持ってる方は少ないのでは…。
我ながら歴史を感じます（笑）

そんな中で箱根駅伝に出場するチームの栄養サポートをやらせて頂いていたのですが
食事をみて愕然としました。
寮で出される朝食と夕食を選手3名が（約70－80名分を）交代で作るのですが
ボリュームも質も非常に乏しく、彩りも寂しい食事でした。
ただ、かけだしのスポーツ栄養士である私のアドバイスを受け入れ
少しずつ食事は改善され、サポート2年目には
選手達がコンディション良く レースに臨めるようになっていきました。

食事は薬と違って即効性がないのですが
継続することで必ず結果はついてくると思います。
お正月の箱根駅伝も選手みんながベストコンディションで
レースに臨めることを期待しています。

☆公認スポーツ栄養士　ルミ　（こばたてるみ）☆

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